猫の手を借りたい?手の構造から意味や由来を考察

ネコ慣用句
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あなたは忙しいときにネコの手を借りたいと思ったことがありますか?

ネコ慣用句シリーズの1つ目は「猫の手も借りたい」をとりあげます。

猫の手も借りたい

この慣用句の意味は「ネコにさえ助けてもらいたいくらいに忙しい」こと。

有名なことわざで、念のためネットの辞書を調べてみると、手不足のときに使う喩えと説明されています。

猫の手も借りたい?ルルとミミの可愛らしい交錯」で書いたように、細かいことですが、人手不足とは書かれていないことがとても気になりました(^^)

たしかに、忙しいときに手が足りないのは人の手であることは前提すぎるので、十分、手不足で伝わります。

でも、このことわざがある以上、人手と説明したいところ(笑)

もう一つ気になったのは、不足という言葉は足を含んでいて、手は含んでいないのですね…。

猫の手を借りたいか写真で考える

猫の手は小さく、甲・掌と指から成り立っています。そして、手の甲と指は毛に覆われ、掌のほとんどは肉球です。

タビー猫ミミの肉球。2024年3月10日、大阪市都島区の自宅にて撮影。

ラグドール猫ルルの肉球。2024年3月10日、大阪市都島区の自宅にて撮影。

あなたは仕事や家事が忙しいとき、果たしてこのような猫の手を借りたいと思いますか。

私は思いません!

「猫の手も借りたい」ということわざの由来は、自分が忙しいときに、ふと隣を見るとすやすや寝ている猫を見て、「おい起きて手伝え」という気持ちから出てきたのではないかと私は感じています(^^)

イヌの手なら本当に借してくれそうで、少しは役立ちそうですが、ネコの手は、ネコの気性からして借りられるものではありませんし、手の構造からして借りるべきものでもありません!

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