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イエネコ

イエネコ

むかしから人に飼われ、可愛がられてきたネコ。

イエネコ(家猫)は古代エジプト人が野生のリビアヤマネコを飼い慣らしたのがはじまりといわれています。

それ以降、食物に近づくネズミを退治するために大切に飼育されてきました。

イエネコの統計と言葉

イエネコに関する統計をみたいのですが、イヌに比べてネコの統計は販売側からしか見えてきません。

狂犬病予防法により、イヌは登録が義務づけられていて、登録頭数が正確に出てきます。

しかし、猫の登録は必要なく、公的統計で猫の飼育頭数が分かるデータがないのです。

ただ、民間調査によると犬の登録頭数より多いというデータもあるらしいと、経済産業省は報告しています。

なお、ペットショップの販売傾向を少し見ると、イヌが高く、ネコとトリは減って2位を争うといった具合です。

私自身は2023年に猫を飼いはじめてから初めてイエネコという言葉を知りました。この言葉はノラネコと対比的に使われていますね。

これまでノラネコで聞いたことのある種類といえば、シロネコ、クロネコ、ミケネコ、茶トラくらい。

他方のイエネコでは、まったくどんな種類があるのか知りませんでした。

ミミが家出してから、新しく猫を買おうと夫婦で話していましたが、なかなか妻の話についていけず、これを機会に調べてみました。

好きなイエネコ

ミミが家出したので、新しくネコを買う話を夫婦でしていて、あれが好き・これは嫌いという話で盛りあがりました。

妻が好きな種類はアビシニアンとシャム。すっきりスリムな体型が素敵だそうです。

私といえばタイプが絞れず、オスならオシキャット、シャム、ソマリ。この辺は妻と感覚が似ています。コーニッシュレックスもカッコいいですが、もう少し毛がほしい。

メスならアメリカンショートヘア、メインクーン、ラグドールあたり。少しふっくらしてほしい。

さて、いまは数多くの品種がこの世に登場しています。イエネコにはどんな種類があるのか、有名どころをまとめてみます。

みなさんは、どんなイエネコが好きですか?

種類

各品種ごとに[体重、原産地。特徴。]

アビシニアン

アビシニアン

3kg、エチオピア。

古代エジプトにいた猫に似ているといわれます。

アメリカンショートヘア

アメリカンショートヘア

5kg、アメリカ。独特な模様の光沢のある被毛をしています。

もともとヨーロッパから開拓者と共に北米へ渡ってきた猫。

運動不足になると太りやすい体質で、デリケートな胃腸です。

ブリティッシュ ショートヘア

グレートブリテン島原産の短毛種。土着の短毛猫を改良して血統管理されています。

筋肉質で力強い身体をしています。歯石がつきやすく、歯肉炎が多くみられます。

心臓に必要な栄養が欠かせません。

シャム

シャム

3kg、タイ。

ほっそりした体で手足の先や耳や尻尾などの先端部分に濃い色が出ます。

筋肉質でスマートで身体をしていて、密に生えた短い被毛が特徴。

食べるスピードが速く、吐き戻しが多いです。

バーマン

バーマン

4kg、ミャンマー(旧ビルマ)。

聖なる猫として寺院で守り神として大切にされています。

メインクーン

メインクーン

5kg〜7kg、アメリカ。

大型の猫。

大きな身体を支える関節、必要な栄養が欠かせない心臓、密に生えた被毛を特徴にします。

ソマリ

ソマリ

約3kg、アメリカ。

アビシニアンの長い毛をもつ者同士を掛け合わせて作った品種。

マンチカン

マンチカン

約3kg、アメリカ。

犬のダックスフンドのような短い足の猫。ジャンプや木登りは普通の猫と同じように得意です。

ヒマラヤン

ヒマラヤンペルシャ

5kg、アメリカ。

シャムとペルシアを掛け合わせて作った品種。

豪華な長毛をしていて、ヘアボールができやすいです。

珍しい食べ方をします。

マンクス

マンクス

4kg、イギリス。

前足よりも後ろ足が長いため、飛び跳ねるように歩きます。尻尾はありません。

オシキャット

オシキャット

5kg、アメリカ。

アビシニアンとシャムを掛け合わせて作った品種。

ロシアンブルー

ロシアンブルー

5kg、ロシア。

銀色がかったブルーの毛色で、大人しい猫。

ニホンネコ

ミケネコ(三毛猫)

4kg、日本。

約1000年前に中国から伝わった猫が祖先だといわれています。尻尾が短いのが特徴。

模様によって区別することが多く、白猫、黒猫、三毛猫などがあり、三毛猫のオスは珍しいとされています。近年、茶色い縞模様が人気の茶トラも、ニホンネコの一種です。

シンガプーラ

シンガプーラ

2kg、シンガポール。

イエネコでは最も小さい猫。1972年にシンガポールで発見されました。

コラット

コラット

約3kg、タイ。

古くから幸運をもたらす猫として大切にされてきた品種。

コーニッシュレックス

コーニッシュレックス

2.5kg、イギリス。

身体全体が短く、カールした体毛に覆われています。

ラグドール

ラグドール

10kg、アメリカ。

イエネコでは最も大きい品種。

シルクやコットンのようにソフトな被毛をしています。

必要な栄養が欠かせない心臓と、大きな身体を支える関節が特徴。

アメリカンカール

アメリカンカール

約3kg、アメリカ。

耳が後ろに反り返っています。背中から尻尾にかけて毛が長くなっていきます。

ノルウェージャン フォレストキャット

オス5.5-8.5kg、メス3.5-5.5kg 。原産はノルウェー、スカンディナヴィア半島を中心とした北欧。

非常に寒冷な気候にも適応する長毛種。

水を弾くダブルコート。ヘアボールができやすく、太りやすい体質です。

ペルシャ

ペルシャ

5kg、アフガニスタン。

毛の長いイエネコの代表品種。平らな顔に小さな耳が特徴。

豪華な長毛をしていて、ヘアボールができやすいです。

珍しい食べ方をします。

スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールド

6kg、イギリス。

耳が折れ曲がっているのが特徴。1960年頃に偶然できた品種。

スフインクス

スフィンクス

2.5kg、カナダ。

毛のない身体と大きな耳が特徴。

好きなイエネコは?

ここでは、イエネコの有名どころをあれこれと紹介しました。

みなさんは、どんなイエネコが好きですか?

コメント欄から教えてください(^^)

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