生後4ヶ月の子猫ルルが我が家へ来る前、妻の レイレイは「ネコ関連サービス」に書いたようなグッズを集めていました。
ネコの迎え入れ準備には、ひごペットフレンドリーのスタッフから事前にアドバイスを頂いていて、参考にしました。
ここでは子猫が自宅に来たら初めにすることを分かりやすくまとめています。
猫を飼おうと思っている方や猫を買ってすぐの方に参考になれば幸いです。
このページで紹介する内容は、子猫が自宅に来る前の準備としてもお読みいただけます。同じ準備として部屋の片づけも大切。片づけは「子猫を迎える前に準備したいこと」をご覧ください。
新しい環境でも私たち子猫が可能なかぎりスムーズに過ごせるように、迎える準備を事前に整えてくれていると助かります。
子猫を迎えることが決まったら、猫との暮らしに必要なものを早めに揃えてあげましょう。
子猫が自宅に来たら初めにすること
子猫が家に来た直後は、少なくとも数日の間は元気がありません。その頃に飼い主がやるべきことを下にまとめています。
まずはネコの部屋を作りましょう。
部屋を作ることで、さまざまな危険から守ってくれます。
子猫にとっては人間のあらゆるモノが興味の対象。匂いを嗅ぎ回ったり自分の匂いをつけまくったりするので、慣れていない間は、とにかく危険。
さて、新しい環境に慣れさせるために、ケージ を使ってネコ専用の部屋を作ってあげます。
また、ネコは本能的に立体的な行動をしたがります。ネコ専用の部屋に使うケージは上下運動ができるような背の高いタイプのものを選びましょう。
もし、平べったいゲージしか用意できなければ、たまにゲージから出すときに少し高いものに上らせてあげます。
我が家の場合は平べったいケージ。立体行動として、部屋に溢れたモノやモノ入れにルルはジャンプしています。
もう一匹の茶トラ用にキャットタワーも設置していますが、子猫にはキツイです(^^)
- ケージを組み立てて、ネコ専用スペースを確保
- ケージにネコ用トイレを用意してトイレ砂を入れ、さらなベットや爪とぎも設置
- ネコが清潔な水を飲みやすいようにスペースを確保してアイテムを設置
トイレを設置する
ネコはイヌに比べてトイレの場所を簡単に覚えます。
ネコ専用の部屋でトイレをする場所を決めて設置したら、ペットショップで使っていた砂と同じ砂を入れてあげましょう。
トイレは、ある程度の深さがある容器がいいのですが、子猫が入るのをためらわないような深さのものを選びます。また、便をとり除くために小さなシャベルも用意しておくと便利。
ネコ専用の部屋を出て暮らせるようになったら、トイレの置き場所をネコ専用のお部屋以外に変更してもOK。
その場合は普段から使い慣れている砂を入れてあげます。デリケートなネコは砂が変わったり、場所が変わったりすると失敗してしまうことがあるからです。
部屋の中を自由に散歩させない
環境に慣れないうちに部屋に離すと、家具の隙間に隠れたり、戸の隙間から外へ出て行ったりします。
また、体力を消耗してしまうことで、体調を崩してしまう恐れもあります。
ですから、しばらくの間はネコ専用の部屋のなかで育ててあげます。
ネコ専用の部屋に爪とぎを置くことも忘れずに。幼い頃から専用の爪とぎがあると、柱や壁などで爪をとぎにくくなります。
お水をあげる
子猫が自宅へ来てすぐの頃は、慣れない環境で緊張していて、とても疲れやすいです。
清潔な水にヴィグラスプラスを加えたものを与えるといいです。
ヴィグラスプラスを水道水に加えるだけで、カルキ(塩素)を除去し、美味しいお水に変えてくれます。
水をあげる場所はネコ専用のお部屋。ペットショップで使っている給水器をケージに設置すると便利です。
給水器がない場合は、浅めのお皿に水かぬるま湯をたっぷり入れます。次の動画にあるように、ネコは皿の端を舐めますから、水量・湯量をたっぷり取ってあげます。
水飲み場は、少しばかり数十cmほど食べる場所から離してください!汚れを少なくするためと、近づきすぎていたら飲みにくい・食べにくいので!
部屋にスペースがあれば…
部屋にスペースがあれば、バスケット・トイレ・水入れ・フードボウル・キャットツリーなどの基本アイテムを分散することも一考です。
新しいネコに選択肢を与えて、必要に応じて訪問者や大きな音から離れた静かな空間を見つけられるようにするためです。
室温や湿度を調整する
子猫は体温調節が苦手です。
とくに幼い子猫にとって、夏の暑さと冬の寒さは体調を崩す大きな原因になります。
また、一般的に1日のうちで7℃以上温度差のある場所は子猫によくないといわれています。とくに日中に日当たりのよい部屋や階段のそばなど、風通しの良い場所は避けたいところ。
また、室温が25℃前後の適温に保てるように、エアコンを使って温度管理をしたり、温度変化の少ない場所にネコ専用の部屋を置いたりして、子猫への負担を減らしましょう。
湿度は40%〜60%が最適です。
夏のポイント
夏はクールマットなどの冷却グッズをケージに入れてあげるとよいでしょう。
また、ネコだけで留守番させる場合は、必ずケージなどに入れて、 熱中症などの事故がないように、エアコン、扇風機、換気層などをセットして出かけます。
ただし、エアコンや扇風機の風が直接当たらないように注意。
梅雨の時期はジメジメして皮膚が弱くなりがちなので、普段よりも注意しながらプラッシングをして衛生的に保ちます。除湿機を使うことも有効(^^)
✘ 閉めきった部屋や車のなかに留守番させる
✘ エアコンや扇風機の風が直接当たる場所にケージを置く
✘ 食べ残しのフードを置きっぱなしにする(食中毒の原因になる)
冬のポイント
冬の寒さはネコにとってとても厳しいものです。
とくに10月から6月にかけて、夜間は室内温度よりも接触温度に気を配った保温を心がけます。
ペット用ヒーターをケージやベッドに入れてあげるのもよい方法。
ただし、冬は乾燥しやすいので、暖かくしてあげるのと同時に湿度の調整も忘れずに。加湿器が有効です。
また、とくに短毛種のネコは寒さに弱く、風邪を引いたり、下痢をしたりする場合がありますので注意が必要です。
夏の冷却グッズや冬の保温ヒーターなどを使用するときは、必ずネコの逃げ場を作ってあげます。
まとめ
ここでは子猫が自宅に来たら初めにすることを分かりやすくまとめました。
ネコの迎え入れ準備にはペットショップのスタッフから事前にアドバイスを頂いていて、参考にしました。
大まかに4つのポイントがありました。
- トイレを設置する
- 部屋の中を自由に散歩させない
- お水をあげる
- 室温や湿度を調整する
これから猫を飼おうと思っている方や猫を買ってすぐの方に参考になれば幸いです(^^)
また、子猫が新しい環境に慣れたら次の記事をご覧ください!
外部リンク
子猫の成長早見表。重要な5つの節目とサポート方法について:ロイヤルカナンのサイト内。子猫の成長過程における5つの節目と飼い主がすべきことをまとめています。
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